田口高校生徒が山村都市交流拠点施設の機能などを提案

2024/12/06 00:00(公開)
発表する生徒=田口高校で

 県立田口高校の生徒が5日、設楽ダム建設用地に整備される「山村都市交流拠点施設」の活用について提案した。

 

東三河広域連合が設楽ダム南側に整備を計画

 

 山村都市交流拠点施設は東三河広域連合が整備する。2008年度に豊橋市など豊川(とよがわ)流域5市が設楽町に拠点の整備を約束した。ダム湖南側の用地約5・9㌶に建設し、供用開始はダム工事の完了に合わせて33年度。

 

 田口高校は広域連合の要請を受け、1~2年生の31人が8班に分かれてて9月から活用案を作った。「総合的な探究」授業で考えた。

 

 「星空カフェ」案の班は円柱形の2棟を建設、本棟を店舗に、別棟を倉庫にし屋上に展望台を設けるとした。「屋上は芝生を敷いて寝そべりながら鑑賞してもらう」と説明した。別の班はワイヤロープを伝って滑走する「ジップライン」が楽しめて買い物できる施設を提案。「ふれあいセンター」として屋内にスケートリンクを設ける案もあった。

 

 他にも「9階建てホテルを建設して下の階を交流施設に、上の階に宿泊施設」「ジビエ料理」「豊川上下流域で生産される野菜や果物の規格外品を使った料理」などのアイデアもあった。

 

 広域連合の担当者のほかに施設の機能を考えるワーキングメンバーも参加。「生徒のアイデアを参考にしたい」と話した。

 

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安藤聡

浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。

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