【フェニックス】今年最後の試合に勝利 ダジンスキー選手の活躍で横浜BC撃破

2024/12/29 21:51(公開)
攻守で存在感を見せるダジンスキー選手=豊橋市総合体育館で

 バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」は29日、豊橋市総合体育館で「横浜ビー・コルセアーズ」と対戦。87対72で今年最終戦を勝利で飾った。三遠は7連勝で22勝4敗とし、中地区首位をキープした。

 

 得点源のヤンテ・メイテン選手がコンディション不良で2戦連続欠場。「ヤンテの分まで」とデイビッド・ダジンスキー選手らが攻守に存在感を見せた。

 

 第1クオーター(Q)は、デイビッド・ヌワバ選手が内外へ得点を重ねて10得点。21対17の3点リードで終える。第2Qは外国籍選手に次々と得点を決められ、2点差に迫られる。

 

 第3Qは再び三遠ペースに。残り8分半からダジンスキー選手、佐々木隆成選手、そして再びダジンスキー選手の3点シュートが決まり、会場のボルテージは最高潮に。第4Qで終盤にダジンスキー選手と大浦颯太選手の連続3Pで引き離した。ヌワバ選手が24得点、8リバウンドとチームトップ。ダジンスキー選手は21得点5アシスト4リバウンドを記録した。

 

 大野篤史ヘッドコーチ(HC)は「ゲームのスタートからディフェンスの強度が高くプレーできたことは勝利につながった。自分たちを支えてくれている人たちのために、自分たちのバスケを表現することが仕事。選手たちも自覚してプレーできている」と語った。ダジンスキー選手は「メイテン選手がおらずインサイドが少し弱い分、ヌワバ選手や湧川颯斗選手、吉井裕鷹選手らがステップアップして穴埋めできたことは大きな収穫」と振り返った。

 

 次節は1月4日、滋賀ダイハツアリーナで「滋賀レイクス」と対戦する。

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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