浜松市中央区の「はままつフラワーパーク」の大温室で、珍しい「アガベ・ベネズエラ」の花が咲いた。生涯に一度しか咲かないとされる花びらのない花で、月末まで楽しめる見込み。
はままつフラワーパークによると、メキシコ原産のリュウゼツラン科の多肉植物。大温室「クリスタルパレス」にある乾燥地帯の植物を展示するメキシカンガーデンで鑑賞できる。今回開花したのは2002年の温室建て替えの際に植栽した株とみられ、水や温度の管理に気を配り育ててきたところ、13日に開花を確認した。葉の中央部から伸びる茎は約3・5㍍に成長し、地面から1㍍ほどの部分から上に向かって順に黄緑色の花を咲かせている。咲き終わった後、株は枯れてしまうという。
開花を受け、はままつフラワーパークはホームページやSNSで情報を発信した。19日には家族連れらが訪れ、その姿を撮影していた。温室担当リーダーの徳増祐志さんは「光の差し方によっては黄色に輝いて見える。他の花にはないきらめく姿を楽しんでほしい」などと話す。
1月の入園料は大人(高校生以上)500円、中学生以下無料。午前10時から午後4時半。
購読残数: / 本
週間ランキング
豊橋の新アリーナが建設できなければ豊川へ影響も 定例会見で竹本市長 【豊橋新アリーナ】市教育委の指摘で賛成派の説明会が突然の中止 会場は学校体育館 元豊橋市長の佐原さんが市社会福祉協議会に寄付 【豊橋新アリーナ】静岡ブルーレヴズ・山谷社長講演「アリーナが稼ぎ頭に」 【マケイン】豊川堂がイオンモール豊川内の聖地巡礼マップを配布 【豊橋新アリーナ】ネクストパークが市民に初の事業説明 30年で1100億円の恩恵 新アリーナを求める会Neo 豊橋駅でチラシ配り必要性を訴える 大リーグが日本人選手のマンホールふた 蒲郡は千賀滉大投手 危険物取扱者試験乙種を全制覇 豊橋本郷中の光部さん 豊橋の大豊商店街で「夏至祭」 フェニックスのブースも日付で探す