愛知大学と豊橋市サッカー協会主催(東愛知新聞社など後援)の「第31回愛知大学学長杯サッカー大会」が8~9日、豊橋市岩田運動公園などで開かれた。「ASラランジャ豊川」が大会連覇を果たした。
小学5年生以下の大会。強豪チームとの交流による地元のレベルアップなどが目的。名古屋市や高浜市で活動するチームをはじめ、静岡、岐阜、長野など各県からも参加した。
大会は全32チームが出場する予定だったが、石川県の「金沢南JSC」が、大雪の影響で豊橋に来る手段がなくなり惜しくも大会を辞退した。
初日は4チームごと8ブロックに分かれての予選リーグ。2日目は予選順位ごとの順位トーナメントが行われた。
優勝を懸けた1位トーナメントには、昨年優勝のラランジャ豊川、準優勝の「リコプエンテFC」をはじめ、岐阜県の強豪「ISS.FC」などが進出。選手たちは寒さを感じさせないくらいの熱量で激しくぶつかり合った。
決勝はラランジャ豊川対ISS.FC(G)の対決となった。両チームともに前線に強さと速さを持った選手を配置し、その選手を起点にチャンスをうかがう。試合が動いたのは6分過ぎ。ラランジャがボールをキープする時間が増え始め、サイド突破に成功すると見事に先制ゴール。一気に攻勢に出ると、その後もサイド攻撃からチャンスを作り押し込む展開に。ラランジャは出場全選手が、高い守備意識と共通の攻撃理解を持っている印象で、誰が出ても同じサッカーを描けていたのが強さと感じた。
試合はその後も攻撃の手を緩めず圧倒。メンバーを大きく変えた後半も、ボールを動かしながらのサイド攻撃で追加点を決め、6対0で終了。圧倒的な強さで大会連覇を果たした。
3位決定戦は、ISS.FC(R)がリコプエンテに3対0で勝利した。
閉会式では、各チーム1人ずつ優秀選手賞が発表された。
ラランジャで優秀選手に輝いた白井成侍選手は「2日間楽しかった。決勝では2ゴール決められた。パスも基本を意識してつなげることが出来た。もっと仲間と息を合わせていきたいし、もっと仲間と高め合っていきたい。将来は、プロ選手になって、海外で活躍したり、日本代表に入って活躍したい」と笑顔で語った。
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2000年生まれの豊橋市出身。2024年に入社。
趣味は7歳から始めて現在で18年目のサッカー。スポーツを通して地域を盛り上げていきたいとの想いから、東三河の小学生サッカーを取り上げた『エンジョイサッカー』の連載を企画し2024年4月に連載スタート。
輝く子供達の様子を誌面にて伝えている。
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