豊鉄バスは3月1日から、豊橋市中心部と南部地域を結ぶ「豊橋技科大線」の「技科大前」(同市天伯町)ら「道の駅とよはし」(東七根町)までを延伸する新系統の運行を始める。1日片道6便を運行。道の駅の利用客が増加傾向にあり、高齢者を中心に延伸の要望を踏まえた。
豊橋駅前バス停から北山、浜道などを経て技科大前を結ぶ運行ルートを約900㍍延伸、道の駅とよはしへ至る。技科大前からは「福祉村」「りすぱ豊橋」までを延伸した2系統をすでに運行している。
新しいバス停は大型トラックも置ける東側駐車場に設ける。豊橋駅前から道の駅までの運賃は片道大人510円(子ども260円)、技科大前との差額は10円だ。
2019年度に開業した道の駅とよはしは、23年までの3年間の平均来場者数が約220万人に上る。市は19年度から2年間、技科大前と「りすぱ豊橋」の両バス停と道の駅を結ぶ実証運行で近隣の需要を探った。
新型コロナウイルス禍や運転手不足もあり延伸は棚上げされたが、コロナ後の道の駅来場客数が高水準で推移し、公共交通のアクセス手段を求める利用客の声も踏まえ延伸を決めた。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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