【豊橋新アリーナ】事業継続求める請願 あす市議会で市長が結果報告提出へ

2025/02/25 00:00(公開)
新アリーナ継続を求め請願書と署名を提出する市民団体代表㊧=豊橋市役所で(昨年12月3日)

 豊橋市議会3月定例会が26日開会する。市民団体が提出した豊橋公園での新アリーナ関連事業の継続を求める請願について、長坂尚登市長が関連事務の結果報告を提出する見通し。請願には市民約6万を含む約13万4000の署名も添えられたが、選挙で得た民意を重視する市長は計画中止への姿勢をさらに強めている。

 

 請願書は「豊橋新アリーナを求める会」が昨年12月3日に市議会へ提出し、同月20日の本会議で賛成多数により採択された。議会は今月25日を期限に、関連事務処理の結果や経過報告を市長に求めていた。

 

 市長報告は25日の議会運営委員会で追加議題として申し入れる見通しだ。議会事務局によると26日の本会議では伊藤篤哉議長が報告書を読み上げ、関連質疑で長坂市長の応答もあり得るという。

 

長坂市長 契約解除に強い意思  請願民意にはどう配慮?

 

 長坂市長は昨秋の市長選で契約解除を公約に当選。ただちに解約へ向けて事業者へ協議を申し入れた。その後、事業者の初回返信から2カ月余り進展がなかったが、今月10日に改めて協議を求める趣旨の文書を送ったと発表した。

 

 一方、求める会が請願書に添えた署名は、約2週間で市民約6万人と東三河のほか市町村から約7万人分が集まった。契約解除を望む民意を背負った長坂市長が、継続を望む請願の民意にどう向き合ったかを示す報告内容にも注目が集まる。 

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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