豊橋市消防団は、今年度の「消防団地域貢献表彰」を初受賞した。地域の防災力向上のために取り組んできた消防団員のPR活動や子ども向けの防災教育活動などが評価された。19日に都内で表彰式が開かれ、戸澤修二副団長(42)が出席した。
災害時の活動を除き、地域防災力の向上に寄与したことを評価するもので、全国で48団体が受賞した。
豊橋市消防団は、消防に興味を持ってもらえるようさまざまな活動に取り組んできた。英語とポルトガル語で消防団を紹介したリーフレットを作ったほか、SNSでの広報、グッズのPR、地域の子どもが消防団倉庫のシャッターに絵を描く「シャッターアート」イベントの開催などが評価された。
一昨年は豊川市の洋傘卸製造「スズキ産業」と共同でロゴ入り日傘「ファイアーダンブレラ」を開発したり、車などに貼る「消防団員募集シート」の作ったりして、団員数減少を食い止めるための積極的なPR活動を展開した。
表彰の決定について松本敬一団長(56)は「消防団員全員の活動が評価された。より多くの人に消防団を知ってもらい、入団につなげられるよう励んでいきたい」と喜んだ。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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