【法定ビラ問題】自民豊橋市議団、「百条委設置案」設置見送り

2025/03/29 00:00(公開)

 自民豊橋市議団は28日、前市長のパワーハラスメントに関する調査委員会の手法などを再検証する百条委員会の設置案について本会議への提出を断念した。27日の議会運営委員会で設置へ向けた考えを示していた。

 

 自民の設置案は28日午前まで提出する方針だったが、団総会の協議で開会直前に見送った。議会全体の合意形成へ向けた調整が難航したという。

 

 山本賢太郎政調会長は見送りの経緯に「証人喚問は職員の心理的な負担を伴う。対象職員には配慮しながら進める必要がある。見送りは本意ではないが、大きな権限を持つ百条委の重みを考えた」と述べた。

 

 一方、調査のきっかけとなった長坂尚登市長の法定ビラについては「昨秋の市長選で真偽不確かな法定ビラを当選目的で配布したことには違いない。政局化しようとする意図はなく、この問題に議会全体で取り組むべきだと思う」と話した。

 

 自民は今後とも引き続き、百条委での調査方法のあり方などを慎重に議論し、追及を続けていく方針。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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