【蒲郡市】133番目の温泉むすめ「蒲郡海詩」が追加|観光協会が魅力発信で誘客期待

2025/07/13 00:00(公開)
追加された蒲郡海詩 ©ONSEN MUSUME PROJECT

 全国の各温泉地を擬人化した二次元キャラクター「温泉むすめ」の133番目のキャラクターとして、蒲郡市をモチーフにした「蒲郡海詩(がまごおり・うた)」が追加された。市観光協会の鹿野公朗さんは「県内では南知多に続く2例目。温泉むすめをきっかけに蒲郡の温泉の魅力を幅広い世代に発信していきたい」と話す。

 

 「温泉むすめ」は2017年、キャラクターコンテンツのプロデュースなどを手掛ける「エンバウンド」(本社、東京都)が東日本大震災後の東北に再び活気を取り戻すとともに、全国を網羅的に盛り上げるため、地域活性化プロジェクトとして始めた。

 

 アニメや漫画、声優などのさまざまなコンテンツを通じ、全国の温泉地や観光地の魅力を国内外に発信する。蒲郡を含めた国内外の地域133カ所と連携し、観光客誘致と地域活性化、にぎわいの創出につなげる。

 

「選ばれるまち」を理念に

 

 蒲郡市観光協会では「選ばれるまち」を理念に、広報活動や交流人口増加への施策を導き出すプラットフォーム構築などに取り組んでいる。南知多温泉と連携した温泉むすめ「南知多まゆの」の人気に注目。エンバウンドに声掛けし実現した。

 

 蒲郡海詩は全体的に距離感の近い、ゆるふわマイペースむすめで、心優しく聞き上手で誰にでも人懐っこい。蒲郡を開拓したといわれる歌人の「藤原俊成」に憧れており、短歌を詠むことが趣味としている。特技は潮干狩りやミカン狩り、人の話を聞くこと。ミカンやえびせんなどが好きなキャラとなっている。

 

 キャラの原案はイラストレーターの色塩さんが、声は「BanG Dream! It’s MyGO!!!!!」の椎名立希や、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の優木せつ菜を担当する声優の林鼓子さんが務めた。温泉むすめのホームページで3種類の声が聴ける。

 

南知多と連携の可能性も

 

 今後、市観光協会は蒲郡海詩を活用してPRに取り組む。エンバウンドの関係者によると、南知多では蒲郡と連携したイベントやキャンペーン、グッズなども検討したいの声が出ているという。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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