「東海地区交流ロボコン2025」が7日、豊橋技術科学大学で開かれた。東海地区を中心に8大学10チームが出場し、技術を競い合った。
大学生のロボコンの最上位大会は「NHK学生ロボコン」。この大会に向けて、互いに切磋琢磨(せっさたくま)し技術向上につなげようと、学生有志らが中心となって2011年から毎年開催している。今回は豊橋技科大をはじめ、東京科学大、長岡技科大、千葉工業大、金沢工業大、岐阜大、東京農工大、新潟大がエントリーした。
12×8㍍のスペースで、ボールを拾い、拾ったボールを発射して九つのマスの中に入れる。ゲーム性を取り入れ、ビンゴのように縦、横、ななめをそろえると有利になるルールで試合した。
4月にルールが発表され、この日に向けて各チームともロボットを開発してきた。ボールの拾い方、発射のやり方は各チームが工夫した。
豊橋技科大3年の遠藤暉迪さんは「私たちの大学は高専から編入して3年生からスタートする学生が多い。全国ロボコンは4年生までしか出場できない。3年生の秋からスタートする大会なので実質、チャンスは1回だけ。そのような状況で、東海地区ロボコンは全国に向けての練習になるだけでなく、チームの結束を固めることができ、意義のある大会」と話した。
運営リーダーの豊橋技科大修士1年の宮下功誠さんは「大会では技術を競うだけでなく、終了後に技術交流会を開き、互いの良さを知ることができる。学生が切磋琢磨できる環境を今後も提供していく」と話した。
優勝は豊橋技科大の「ラリルレ☆ロボコンズ」だった。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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