バスケットボールBリーグ「三遠ネオフェニックス」に今季から所属する鈴木悠介選手(28)は「チャレンジング、そしてアグレッシブにプレーして、チャンピオンシップ(CS)優勝を狙っていきたい」と決意を語った。
中学校時代は野球とバスケに打ち込んだ。高校時代からバスケに一本化。その後、法政大学を経て、ここまで6クラブでプレーした。
昨季はレバンガ北海道でプレー。だが、外国籍選手がメインで出場するインサイドポジションだったため、プレータイムに恵まれず、11試合の出場にとどまっていた。
三遠入団の決め手について鈴木選手は「大野篤史さんらここのスタッフのもとで一から学べると考えた。同世代が多く、切磋琢磨(せっさたくま)できる環境」と説明する。入団時にも「今シーズンのチャンピオンシップでの戦いを見て、来シーズン自分もこのチームで一緒に戦えるのだと思い、ワクワクした。同時に準備に対してのモチベーションがさらに増しました」とコメントしている。
練習では、コーチから言われたことを一つひとつ修正する毎日だ。チームメートとのコミュニケーションも順調という。「津屋一球選手ら年下とよく一緒にいる。バスケの話や『ここおいしいね』とご飯の話をすることが多い。チームの選手同士で仲が良いし不安はない」と話した。4~11歳に米国で過ごしたため英語が堪能で、日本人と外国籍選手との橋渡しにも期待がかかる。
大浦颯太、佐々木隆成、津屋ら同世代の選手が多いなか「吉井選手のプレーから吸収することは多いと思う」と後輩から学ぶ姿勢も忘れない。200㌢100㌔のパワーフォワードのビッグマン。サイズを生かした守備とトランジションの走力、さらには外からの得点も注目だ。「外国籍選手への対応がポイントだと思う」と話していた。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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