自殺予防啓発セレモニーが12日、県庁であった。大村秀章知事が予防を呼び掛けた。10~16日は「自殺予防週間」で県は「ひとりじゃないよ。ひとりにしないよ。」をキャッチフレーズに啓発活動をしている。
大村知事は「心に悩みを抱える人のサインに気づき、専門の相談窓口につないでいくことが大事です。身近な人に寄り添って、支えていきましょう」と述べた。
セレモニーに参加したNPО法人「グリーフプラザともに」の兼田智彦理事長は「かけがえのない命を守ることは大切。一人ひとりが周囲の方の変化に気づき、声を掛けていただければ自殺予防の大きな力になります」と話した。
県内では昨年、1201人が自殺した。男性が814人、女性が387人。年代別では50代が最も多い230人、続いて20代が162人となっている。
県は相談窓口の電話番号を載せたウエットティッシュ2万個を啓発グッズとして配ることにしている。
電話相談「あいちこころほっとライン365」(052・951・2881)は毎日午前9時~午後8時半。こころの健康に関する相談を受け付けている。
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1959年東京都生まれ。山田一晶編集長に声を掛けてもらい、2024年5月に入社した。それまでは別の新聞社に勤務し、名古屋、岐阜、東京などで記者をしていた。事件取材が長かったが、東京では食文化、社会保障といった分野の取材も経験。介護など生活に密着した記事の重要性を実感した。趣味は街歩きと山歩き。東海道五十三次を歩いている。目標は東京―京都間の完歩。テント泊の登山にも憧れているが、三河の低山巡りがメイン。ミステリー、歴史小説を愛読。名古屋支局で愛知県政を担当している。人口減少、地域活性化の課題などを取材しながら、東三河の魅力を発信していきたい。
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