時習館高校が2会場で時習祭 アニメ「マケイン」効果も

2025/09/14 00:00(公開)
激しいテルミット反応で化学の面白さを伝える実験ショー=時習館高校で

 県立時習館高校の学校祭「第77回時習祭」が13日に開かれた。生徒が考えた出し物や各部活動の発表が目白押しで、生徒家族や他校生、地域の人でにぎわった。

 

 昨年は約4500人が来校して大にぎわいだったことから、今年は学校と豊橋市草間町の「アイプラザ豊橋」の2会場に分けた。

 

 学校では1~2年生と部活動が各教室で縁日遊び、推理・クイズ・脱出ゲーム、ワークショップなどを展開した。

 

 文科省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」指定校ならではの発表があった。化学室では白衣の生徒が過冷却水やテルミット反応などの化学実験ショーやスライム作り、人工イクラ作りなどのワークショップを開いた。酸化鉄とアルミニウムの粉末を混ぜたテルミットに着火して酸化還元反応を見る実験では、生徒がマグネシウムリボンに着火すると瞬間的に火柱が上がり、見ている人を驚かせた。

 

 アニメ「負けヒロインが多すぎる!」の「聖地巡礼」に来た人も多く、生徒が作った校内見どころスポットマップを手に見学して回った。

 

 アイプラザ豊橋では3年生のクラス企画として、「人魚姫」や「アナと雪の女王」などのミュージカルや、バンド演奏などがあった。ミュージカルは高校生らしくアレンジを加えた涙あり笑いありの展開。盛大な拍手が起きた。

アナと雪の女王を元にした3年生のミュージカル=アイプラザ豊橋で
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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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