挑戦する若者を応援しようと、豊橋市の一般社団法人「火―Okoshi」は15日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」で最終発表会を開いた。小学生を含む21人が、約1カ月間の教育プログラムで見つかった夢や事業プランなどを発表した。「火-Okoshi賞」オーディエンス賞には愛知大学地域政策学科2年の牧田心路さん。地域の魅力的な人を紹介する「ひとまっぷ」をプレゼンした。
起業家精神を高めてもらうイベント。代表の籔内龍介さん(25)が、起業する過程でさまざまな人に支えられたという自身の経験も踏まえ、先輩起業家らとともに若者のアイデアを形にする場が必要と考えた。豊橋では3年前にスタート。現在では北海道や大阪でプログラムを展開している。
8月に参加者や先輩起業家らが集まり、春日井市内で1泊2日の合宿をした。先輩起業家らとの1対1の対話、ワークショップを通じて、学生の興味を掘り起こし、活動プランに落とし込んだ。発表会では、審査員や約400人の観客を前に、挑戦者が1分間で思いを発表し、観客の投票でファイナリストを選出。4分間のピッチを行った。
今回は小学生や高校生が参加した。豊橋市立飯村小学校4年の金城美海さんは、親子で遊ぶ機会を増やしてほしいとダンボール遊びを考案。「自分で考えて行動できるようになった。参加して良かった」と成長を実感した様子だった。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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