10月25~26日に「防災フェス」 豊橋創造大大学祭で

2025/10/06 00:00(公開)
ポスターを手に防災フェスをPRする平松さん=東愛知新聞社で

 豊橋創造大学は大学祭「創造祭」に合わせ、市民向けのイベント「防災フェス2025」を25~26日に開く。専門家による講演のほか、煙が充満した室内を歩く体験ブースなどを通じて「備えが命を守る。学びが行動を変える。」をテーマに防災意識の向上を呼び掛ける。

 

 四つの防災講演会がA21教室を会場に開かれる。25日は、午後0時半から国土交通省豊橋河川事務所の稲垣良和所長が「洪水の基礎知識」と題して内水氾濫と外水氾濫について解説する。午後2時からは県防災安全局の齋藤靖正主査が「ペットの防災対策」について講演する。

 

 26日は手話通訳付き。午前11時半から、「サーラエナジー」の勝股大樹氏が「都市ガス・LPガスの地震対策」について話す。午後1時から、県防災安全局の青山幸久課長補佐が「大地震! その時どうなる? どう備える?」と題して解説する。申し込みが必要で専用フォームから。

 

 ほかに、26日午後0時半から災害体験ブースをペデストリアンデッキ下に設ける。煙が充満した室内での避難を体験できるほか、避難所に設置されるペットゲージや防災グッズなどの展示がある。

 

 また、聴覚障害者の防災に焦点を当てた企画も充実している。学生たちが加わって企画したものも。26日午後2時15分から、災害時に聴覚障害者が直面する困難を伝える「防災紙芝居」を上演する。両日午前11時半~午後3時半、避難所で活用する「お知らせ絵カード」の展示、手話の指文字スタンプを使ったしおり作りワークショップなどが予定されている。

 

 担当の地域連携・広報センター長の平松靖一郎さんは「もう一度、原点に立ち返って備えようという企画。多くの人に来てほしい」と話す。

 

 イベントの問い合わせは豊橋創造大学地域連携・広報センター(0532・54・9729)へ。

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山田一晶

1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。

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