県立小坂井高校の創立50周年記念式典が30日、豊川市文化会館で開かれた。在校生、同窓生ら約980人が出席し、半世紀の節目を祝った。
国歌斉唱、物故者への黙とうに続いて実行委員長の木村元彦さんが「開校直後は体育館やプールがなく、建設中の校舎もあった。当時は工事の音の中で学んでいた。校歌ができたのは1期生の卒業式の直前だった」と開校当時の様子を紹介し、「在学中に校訓の『篤志』の精神を学び、社会で活躍する同窓生が数多くいる。在校生の皆さんは、この精神を受け継いでください」と述べた。
田中和宏校長は「変化の激しい時代にも色あせることのない校訓を実践し、生徒一人ひとりが自分の可能性を信じ、夢に向かって歩める環境を今後もつくっていきます」と述べた。生徒代表の杉下友琉さんは「一生忘れることのない思い出という宝を、学校でつくっていると実感しています」と語った。藤原宏樹県議、竹本幸夫市長らが来賓祝辞を述べた。歴代の校長やPTA会長、永年勤続者らに感謝状を贈った。
50周年を契機に来年の新入生から新調される制服が紹介された。生徒がモデルになって披露した。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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