豊橋市立高師小学校の6年生114人が、自分たちにできることとして地域の2カ所の公園清掃に取り組んだ。地域の人にも協力を呼びかけ、SDGs(持続可能な開発目標)の大切さを知ってもらった。
6年生は4月からSDGsを学んでいる。野外活動は初めてで、高師本郷公園と紫雲庵東上池公園で、地元のボランティア会「お互いさまの会」を中心とした地域の人らによる「協力隊」13人とともに清掃に励んだ。
2グループに分かれてそれぞれの公園に集まり、リーダーの児童による開会宣言でプロジェクトがスタート。児童らは仲間や大人たちと協力し、落ち葉や除草後の草とペットボトルなどのごみを90㍑の大袋に手際よく集めていった。
約50分間集中して取り組んだ結果、集まったごみは両公園を合わせて58袋にもなり、児童らは大きな達成感を味わった。
活動の締めくくりに児童代表が「今後もSDGsの活動をいろんな人に広めていきましょう」と力強く宣言した。参加した高師校区自治会長の岩田庸宏さんは「これだけの活動ができる高師小の6年生が私たちの誇りであり、宝です。公園がきれいになりました。ありがとう」と感謝した。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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