第1回豊川緊急渇水調整協議会で自流の有効活用など緊急渇水対策決まる

2026/02/20 00:00(公開)
渇水対策を話し合う関係者=中部地方整備局豊川河川事務所で
渇水対策を話し合う関係者=中部地方整備局豊川河川事務所で

 県や豊川流域の自治体などでつくる豊川緊急渇水調整協議会が19日、豊橋市中野町の中部地方整備局豊川河川事務所で開かれた。緊急渇水対策として、下流利水に影響のない範囲での豊川自流の有効活用▽利水者間の水融通▽宇連ダムと大島ダムにおける最低水位以下の貯留水の活用▽既得水利権者に対して節水への協力要請―が決まった。

 

 「自流の有効活用」は、新城市一鍬田の牟呂松原頭首工下流の河川維持流量である毎秒2立方㍍以上の水を、牟呂松原幹線水路や盛岡導水路を経由し、豊橋市南部の万場調整池や田原市の初立池につながる東部幹線水路へ流す。「利水者間の水融通」は、豊川市三上町の三上橋で下流必要量の残水を盛岡導水路経由で東部幹線水路へ流す。

 

 「貯留水の活用」は、有効貯水容量0%になった場合にダム取水口より低い位置の底水をポンプで吸い上げる。宇連ダムは28万立方㍍、大島ダムは80万立方㍍の底水がある。実行すると豊川で初の取り組みになる。ダム機能への影響はない。

 

 「自流の有効活用」「利水者間の水融通」は20日午前9時から実施する。豊川河川事務所の山路哲副所長は「今対策をしなければ3月中旬には非常に厳しい状況に陥る。これらの対策によって下旬までは延命を目指したい」と述べた。

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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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