農家の惣菜店「やまごや」オープン 6次化と循環型農法追究 田原市のヤマゴ畜産が9日から

2026/04/08 00:00(公開)
総菜とともに「とんシャリ」も販売する店内=田原市浦町の「やまごや」で
総菜とともに「とんシャリ」も販売する店内=田原市浦町の「やまごや」で

 田原市でブランド豚の生産を手掛ける「ヤマゴ畜産」は、同市浦町に総菜などを販売する「やまごや」を9日にオープンする。自社ブランド豚の「805pork(ヤマゴポーク)」を使った弁当や総菜を提供する。循環型農業で生産した米などもあり、自社の取り組みを通じて「ヤマゴ畜産の台所」と位置付ける。

揚げたてメニューもある
揚げたてメニューもある
食品工場を改装した新店舗
食品工場を改装した新店舗

自社ブランド豚を使用  目指すは「ヤマゴ畜産の台所」

 

 肉料理の具材はヤマゴポークを使う。おにぎりはチャーシュー(250円)、梅や昆布(180円)など3~5種類を提供する。総菜は酢豚など(350円)のほか、きんぴらなど野菜を使った定番(300円)が日替わりメニューとして並ぶ。

 

 火曜は丼物を扱う「どんの日」とする。自社キッチンカーの「カツサンド」に挟むとんかつ(540円)のほか、新商品メンチカツ(1個250円)は揚げたてを売り物にする。自社水田で栽培する「とんシャリ」の小売(3㌔㌘、税込み2000円)、家庭で調理できる各種冷凍食肉などもある。

 

 同社は県外を含む4農場で養豚などを営む。母豚は1500頭で、昨年の出荷数は約4万頭に上った。生産時に出る廃棄物を固形化した堆肥にし、水浄化処理で残った廃棄物も農家の求めで液肥として再利用する。店舗での6次産業化とともに循環型農業を推進する。昨年度には市の「渥美半島たはらブランド」に認定された。

 

 加工や調理の設備が整う新店舗は、豊橋市駅前大通2の専門店「wa to wa」への弁当や総菜の供給拠点と位置付けている。武藤さくらさんは「商品開発などで6次化を進め、循環型農業で持続可能な畜産も実現したい。地域に密着したヤマゴ畜産の台所を目指す」と述べた。

 

 営業は午前11時~午後7時(土曜祝日午前10時~午後5時)。日曜、月曜定休。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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