三谷水産高カガミガイで魚醤試作

2016/10/03 00:00(公開)
 三谷水産高校は、三河湾に生息する貝で流通していないカガミガイで魚醤(ぎょしょう)の試作品を1、2の両日、蒲郡市で開かれた「第9回みなとオアシスSea級グルメ全国大会」で、ガマゴリうどんの調味料として提供した。 今後、商品展開も考えている。
 カガミガイは殻の大きさが8㌢前後で、三河湾の干潟で潮干狩りではアサリとともに採取できる。しかし身には凝固物を含んだ砂袋があることから、食用としては流通していないという?
 同校は水産食品科の課題研究としてカガミガイの有効利用を考え?豊橋市花田町のイチビキマーケティング本部に魚醤の開発を相談。
 生徒たちは今年春に学校前の干潟でカガミガイ約300㌔を採取。5月にむき身75㌔を使用して発酵させる仕込みを行い、9月16日には60㍑分の試作品が完成した。
 グルメ全国大会ではボトルに入れて出品。オープン参加した「ガマゴリうどん」で数滴入れてもらい味見してもらった。 来場客からは「味の深みと貝の香りがあった」などの反応があったという。
 今後は容器の選定、商品名を考えていく。 11月5、6日に竹島ふ頭で開かれる全国ご当地うどんサミットでのお披露目を予定している。

PC:Sea級グルメ全国大会で提供されたカガミガイ魚醤の試作品=蒲郡市の竹島ふ頭で
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