田原福祉専門学校が開校20周年記念式典

2016/11/27 00:01(公開)
感謝状を受ける山田前校長=田原福祉専門学校で
 田原市立田原福祉専門学校(土平俊子校長)は26日、同校で開校20周年記念式典を行った。同校は1996(平成8)年に開校。自治体が運営する市立としては全国唯一の介護福祉士養成校となっている。昨年度までに卒業した約1100人が、田原、豊橋両市をはじめ、県内外の福祉施設の介護現場などで活躍。学校は人材育成、確保の面から地域福祉を支えてきた。
 同校は現在、1年生21人、2年生24人が在籍。国家資格・介護福祉士だけでなく、社会福祉士を目指して、卒業後に大学へ編入する学生もいるという。
 少子高齢化が進む中、介護現場では人手不足が懸念されており、今後、学校が担う役割の重要性は高い。
 式典では山下政良市長に続き、土平校長があいさつ。学校の歴史とこれまでの実績などに触れながら「介護は利用者一人ひとりの人生を大切に尊重し、安らぎと笑顔を作り出す大切な仕事。これからも人と人が支えあう温かいまちの拠点、地域の学校として育っていくことを期待したい」と述べた。
 この日は、同校の教育活動に尽力した山田貴三前校長ら13人に感謝状を贈ったほか、記念講演では西川右近・日本舞踊西川流総師が「おどりと介護予防そして介護専門職に期待すること!」を主題に、日本舞踊を運動として考案した「NOSS(ノス)」を紹介した。
 総勢約130人が出席した式典は、学生らが出席者の出迎えから受付、案内などを担当した。
 山田前校長を除く感謝状贈呈者は次の皆さん。
 高松徹(元校長)鈴木國家(同)小澤湛(元副校長)小野田雅子(非常勤講師)山田康代(同)阿部多恵子(前非常勤講師)渡邉恵里(非常勤講師)鈴木和子(助手)古田勝美(元運営協議会委員)林和彦(元後援会長)松原宣子(同窓会長)廣田純子(学生寮管理人)
(千葉敬也)
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