櫻井氏が拉致問題の今を語る

2016/12/13 00:00(公開)
拉致問題と日本外交について持論を語る櫻井氏=豊川市民プラザで
 北朝鮮による拉致問題解決を呼びかけるブルーリボン豊川(八木月子代表)は11日、豊川市民プラザ(諏訪3)で講演会「櫻井よしこ氏・拉致問題の今を語る。」を開いた。
 「NNNきょうの出来事」のニュースキャスターなどの経歴を持つジャーナリスト・櫻井よしこ氏(71)が、いまだ多くの日本人の救出が果たされていない拉致問題について、自身の豊富な取材経験から考えを述べた。
 日本人で最初の被害者とされる久米裕さんの拉致事件について「当時、日本の警察が公表しなかった。横田めぐみさんや有本恵子さんら、多くの人を悲劇に陥れる原因となった」と指摘。
 また、当時官房長官だった福田康夫氏の拉致被害者への傲慢な態度や、北朝鮮側の発表を真に受ける体質を挙げて「すべてが受け身で、言われたことを信じてしまう。国民には上から目線で、真心が感じられないのが日本外交の特徴。これが拉致問題の解決を遅らせている最大の原因だと思う」と強調した。
 作家・ジャーナリストで、北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会名誉会長の萩原遼氏も登壇した。
(由本裕貴) 
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 藤城建設 蒲郡信用金庫 虹の森 光生会 住まいLOVE不動産 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国