大阪市の舞洲ベースボールスタジアムなどで25日に開幕する「中学生の甲子園」第23回日本リトルシニア全国選抜野球大会に初出場する愛知豊橋リトルシニアのメンバーらが13日、豊橋市役所を訪れ、佐原光一市長らに全国制覇を誓った。
　チームには、豊橋市から中学１、２年生の14人が所属。豊川、田原、湖西市内の選手らと共に、昨年10月の県大会で優勝を果たし、全国大会への切符を手にした。前身の東三河リトルシニア時代も含め結成35年で初出場となる。
　市役所を訪問した２年の杉浦大斗さん（南稜）は「守備が売りのチームです。全国大会でも堅実な守備で、全国制覇を目指します」。同じく２年の山口和馬さん（北部）は「チャンスは少ないと思いますが、少ないチャンスを生かして、チームスローガンの『全力疾走』で全国制覇を目指します」と意気込みを示した。
　佐原市長は「絶好のコンディションで全国大会に臨んでください。良い報告を待っています」と期待を寄せた。
　大会は全国48チームがトーナメント戦で頂点を競う。守り勝つ野球が武器の愛知豊橋は27日、千葉西と初戦を迎える。
　杉浦さん、山口さん以外のメンバー（豊橋市）は次の皆さん。
　２年＝漆原幻汰（牟呂）後藤聖矢（本郷）白井梨竣（同）夏目滉大（章南）熊代太羅（東部）花井優眞（章南）松崎昌平（北部）▽１年＝岩瀬裕飛（高豊）太田堅進（牟呂）久木野誠也（南稜）苑田晴希（本郷）松崎蒼馬（北部）
（中村晋也）