豊橋素人歌舞伎保存会の定期公演

2017/03/20 00:00(公開)
12年ぶりに上演の「假名手本忠臣蔵七段目 祇園一力茶屋の場」=穂の国とよはし芸術劇場で
 豊橋素人歌舞伎保存会(山本明彦会長)の第31回定期公演「歌舞伎大会」が19日、穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれた。12年ぶりとなる「假名手本忠臣蔵七段目 祇園一力茶屋の場」など四つの演目を上演した。
 小学2年生から80代まで男女約30人の役者が舞台を踏み、今回も「寿式三番叟(さんばそう)」で幕開けした。
 忠臣蔵七段目は、前回に続いて男性会員の増加で上演できる演目。大石内蔵助をモデルにした主役・大星由良之助を吉川弘次さん、妻・幸代さんが由良之助の息子役を演じ、夫婦で舞台に立った。会場を埋めた観客からは多くのおひねりが飛び交った。
 また、「恋女房染分手綱 重の井子別れの場」では、高校1年の村田耕石さんと妹の中学2年・はなさん、小学5年・ふゆのさん、弟の同2年・寛人君の兄弟が出演した。
 湖西市から訪れた60代の女性5人は「三遠南信歌舞伎を見て良かったので今回も鑑賞。いい作品を見させてもらいました。小学2年の寛人君の演技もとても良かった」と喜んでいた。
 同保存会は1986(昭和61)年、豊橋市内の歌舞伎愛好家らが集まって結成。87年3月から公演を始めた。三遠南信地域の歌舞伎交流大会にも参加している。
(中村晋也)
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