蒲郡で樹熟デコポン今季初収穫

2017/03/30 00:00(公開)
丁寧に収穫する内田さん=蒲郡市清田町で
 柑橘(かんきつ)類のデコポンを木になったまま完熟させる「樹熟(きじゅく)デコポン」の収穫が29日、蒲郡市で始まった。生産農家は「内袋が柔らかく、口いっぱいに甘さが広がる味に仕上がった」と語っている。
 デコポンは果実の外観に凸(でこ)部分がある柑橘類。市内ではビニールハウス内で栽培して、屋根を開閉させて温度を調整している。出荷直前まで木に付いたままま熟成させ、糖度を上げていく栽培法で行われている。
 この日、同市清田町の内田安彦さん(59)方のハウスでは妻の泰代さん(55)と次女の安耶さん(28)の3人で収穫に取り組んだ。泰代さんは色づいた直径8㌢ほどに実ったデコポンにハサミを入れた。収穫したての証として葉っぱを残して31日に出荷するという。
 JA蒲郡市によると2010(平成22)年度から本格的に出荷を始め、今季は60戸が6・5㌶で栽培している。出荷は31日から始まり、4月3日から同下旬まで名古屋、関東地区で販売する。
(安藤聡)
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