豊橋調理製菓専門学校でプロの技

2017/05/02 00:00(公開)
学生らが見守る中、氷彫刻を披露する中島さん=豊橋調理製菓専門学校で
 職人の優れた技を見て将来の夢を広げてもらおう-と、豊橋調理製菓専門学校(豊橋市八町通1、鈴木良昌校長)で1日、「職人“ワザ”フェスティバル」が開かれた。在校生が、同校OBやプロの職人らによる氷彫刻やマグロの解体などを見学し、志を新たにした。
 同イベントは、生徒たちに具体的な目標設定ができるようにと毎年開催。今年は昼間部生徒約100人が講演を聞いたり実演を見たりして、プロの腕を体感した。
 学生らは、豊橋観光コンベンション協会の鈴木惠子さんによる講演を聴いた後、リゾートトラストの名古屋本部から招いた中島幸夫さんによる氷彫刻のデモンストレーションを見学。135㌔の氷柱を2本を重ね、チェーンソーなどの道具を駆使して見事なペガサスを作り上げる様子を、学生たちは食い入る様に見たり、スマートフォンを掲げて撮影していた。
 続いて、同校卒業生で、同市美術博物館内のカフェレストラン「ポールダール」チーフ・森廣豪輝さんらが「マグロ解体ショー」を展開。鈴木校長の解説のもと、千葉沖でとれた47㌔の天然マグロを巧みにさばいた。さらに、同校教員の荒川浩伸さんがデコレーションケーキの飾り付けを早技で披露、学生たちは熟練の技に熱い視線を送っていた。実演後は解体されたまぐろを使ったにぎり寿司の試食会も開かれた。
(田中博子)
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