新城市長選 穂積氏が4選

2017/10/30 00:01(公開)
万歳する穂積氏㊥。右は妻孝子さん、藤野章一後援会長=新城市城北2で
 任期満了に伴う新城市長選は29日、投票・開票が行われ、現職の穂積亮次氏(65)が、新人でNPO法人代表山本拓哉氏(57)と前市議の白井倫啓氏(60)を抑えて4期連続当選を果たした。3期12年の実績に、雇用と福祉、教育対策を強調して票を集めた。投票率は69・23%だった
 8年前と同じ顔ぶれとなった今回の選挙戦。当日有権者数は3万9956人(男1万9515人、女2万441人)。投票率は前回の71・07%を1・84ポイント下回った。2005年11月から合併後の選挙では最低だった。
 穂積氏は人口減の中、住民同士で支え合う力と、雇用対策で稼ぎ出す力を創出していくことを訴えてきた。後援会組織を拡大させて選挙戦を展開してきた。午後11時25分、支持者らの前で万歳三唱後、「日々全力投球の姿勢を変えず、地方創生のために新たな炎を燃やして進んでいきたい」と4期目の意気込みを語った。
(安藤聡)
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