ホーム豊橋でフェニックスが最高齢ブースター選出

　豊橋市総合体育館で11日あったプロバスケットボールチーム三遠ネオフェニックス（中地区３位）と琉球ゴールデンキングス（西地区首位）の試合で、最高齢の観戦者を選ぶ「最高齢ブースター（ファン）認定式」があり、前日に91歳の誕生日を迎えた豊橋市の高須とみ子さんが選ばれた。
　多世代へ向け、元気に暮らす高齢者を知ってもらい、敬老意識向上につなげる目的で市が三遠ネオフェニックスと協力して開催した。
　この日、孫夫婦ら家族９人で観戦に訪れていた高須さん。豊橋バスケットボール協会長を務め、バスケットが大好きだった亡き夫・元治さんとの思い出の詰まった試合に今も年数回、足を運んでいるという。
　認定式では、金田英樹副市長から花束を、三遠ネオフェニックスの浜武恭生社長から選手全員のサイン入りＴシャツをプレゼントされると、満面の笑顔を見せた高須さん。式後、記者から元気の秘訣（けつ）を聞かれると「何でも食べて、常に朗らかでいようと心掛けること」と話した。

６連勝で中地区２位浮上

　この日、試合には市内の70歳以上の29組58人も招待され、熱戦を見守った。
　試合は三遠が64－62で沖縄に勝利、前日も66－64で勝ち、６連勝を飾った。
　これで21勝21敗とし、中地区で名古屋ダイヤモンドドルフィンズを抜き、チャンピオンシップ出場圏内の２位に浮上した。
（飯塚雪）