豊橋技科大ロボコン世界大会2連覇ならず

2024/08/26 06:00(公開)
PVに参加した関係者=豊橋技術科学大学で

 ロボコン競技会「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト」が25日、ベトナムのクアンニンで開かれた。連覇を目指した日本代表の豊橋技術科学大学ロボコン同好会「とよはし☆ロボコンズ」は準決勝で香港に敗れた。技科大ではパブリックビューイング(PV)があり、学生や関係者らが応援に駆け付けた。

 今年のテーマは「コメ作り」。2台のロボットで田植えや収穫、収穫した苗ともみを移動して得点を競う。3分以内に移動した苗ともみの合計点数が相手を上回るか、点差が開き勝利確定となる「ムアバン」を目指す。6月の「NHK学生ロボコン2024」では、史上初の3連覇を果たし、代表権を獲得した。

 技科大チームは、予選ラウンドでは素早く正確なプレーで「ムアバン」を次々に達成。エジプト、カンボジアを破り、決勝ラウンドでは初戦で中国代表を破った。準決勝では、カンボジアを破った香港と対戦。序盤はリードしたが香港に「ムアバン」を達成された。

 PV会場で見守った同好会の杉元優介さん(機械工学課程3年)は「世界大会の厳しさを感じた。僕らの代で王者奪還を目指したい」と話した。

 

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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