豊橋で大道芸フェス


　とよはしアートフェスティバル２０１８「大道芸inとよはし」が４日、豊橋駅周辺のまちなかを舞台に始まった。国内外で活躍する大道芸人が過去最多と並ぶ18組出演。家族連れらは、目の前で繰り広げられるジャグリングやアクロバットなどの迫力あるショーにくぎ付けとなった。５日も午前11時～午後５時半で開催。観覧無料。
　今年で７回目となるゴールデンウイークの恒例イベントで豊橋文化振興財団などが主催。
　世界的に注目されているイングランドの３人組コメディアン「ＴＨＥ　ＣＨＩＰＯＬＡＴＡＳ（ザ・チポラタス）」は、アコーディオンやドラムの生演奏に合わせ、ボールなどを使ったジャグリングを披露。観客とのお茶目な絡みも見せ、会場を沸かせた。
　同フェス最多出演となるマイムコメディの加納真実さんは、この日もおなじみの青ジャージ姿で登場。歌謡曲に合わせ、能面を観客にかぶせて歩いたり、会場の男性に交際を求めたりと、シュールでコミカルな世界へと観客を巻き込んでいった。
　また、高さ11・５㍍のポールの上でダイナミックなパフォーマンスをする「Ｊｕｌｏｔ（ジュロ）」（フランス）や、巨大なゾンビのパペットを操るコメディアン２人組「ＦＵＮＮＹ　ＢＯＮＥＳ（ファニーボーンズ）」など、個性豊かな芸がまちなかで次々と繰り広げられた。
　蒲郡市立中央小学校６年の金原颯汰君は「子どもから大人まで全ての世代が楽しめるパフォーマンスで面白かった」と目を輝かせていた。
（飯塚雪）