「第28回豊宝書道展」が、豊川市桜ケ丘ミュージアムで開かれている。市内の人やゆかりの書道家46人が出品した。9月1日まで。
地域で活動する書道家の発表の場で毎年開いている。流派や会派を越えた展示会。漢字、かな、近代詩、篆刻(てんこく)など、さまざまなジャンルの作品が並ぶ。
代表の古川侃司さんは、例年よりも少し濃い淡墨を使い、流れるような文字で漢詩を書き雰囲気を変えた。内藤一翠さんは、一般的な書き方ではなく、周囲を黒くして文字を浮かび上がらせた。初参加の山本楓子さんは20代の若手で、フレッシュな雰囲気の漢字が魅力あふれる。大ベテランの鈴木瑞象さんは、年齢を感じさせない力強い文字で「法眼」と書いた。
古川さんは「同じ文字でも、書体や墨色の違いで、雰囲気が大きく変わります。バラエティー豊かな作品から、書の魅力を思う存分に感じてください」と話す。【竹下貴信】
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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