金田住宅の高齢者ら招き童里夢イベント

2018/06/27 00:00（公開）

社会

さゆり座の音楽を楽しむ金田住宅の高齢者ら=奏楽で

　豊橋市石巻町の社会福祉法人「童里夢」(大森妙子理事長）は26日、運営する生活介護事業所「奏楽」で「童里夢　趣味のつどい」を開催した。近くの県営金田住宅に住む高齢者らを招き、ミニコンサートで楽しい時間を過ごした。
　地域における公益的な取り組みの一環として開いた催し。同住宅に独居高齢者が多いことから、地元の民生委員と協力して外出促進を図ろうと昨年度から開始した。今年度第1回目の「つどい」には、70代、80代の約30人が参加。前回に引き続き登場となるボランティア「さゆり座」の皆さんが生演奏と歌で「愛の讃歌」「テネシーワルツ」「真っ赤な太陽」などを披露すると、集まった人たちは歌詞カードを手に一緒に口ずさんだり1曲ごとに拍手を送るなど楽しんでいた。
　「つどいは年4回の開催を考えている。次回は将棋など、男性も多く参加できるようなイベント内容を考えていきたい。家にこもりがちなお年寄りの外出の手助けが出来たら」と、中島博之・奏楽管理者は話している。
(田中博子）

購読残数： / 本

この記事は登録会員限定です

この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

有料会員に申し込む

合わせて読む