豊橋市西松山町のヨシダ交通は、三河初の子育て世帯を支援する新事業「子育てタクシー」を始めた。市内の保育施設で現場実習を積んだ専任の運転手が、乳幼児連れの乗客対応や妊婦らの送迎、保育所や習い事教室への送迎代行などをする。2日に同市羽根井西町の「羽根井営業所」で「子育てタクシー」の運行出発式を開いた。
社内で選抜された運転手18人は、全国子育てタクシー協会の認定講座や保育施設での現場実習、社内でのチャイルドシート取り付け講座などを受講し、認定ドライバーとなった。
式では運転手の羽佐田昌樹さんが「皆が笑顔を絶やさずに安全安心なタクシーを提供できるようにしたい」と決意表明。山本陽子社長は「子育てを通して地元の方に認知してもらい、優しいタクシーを目指したい」とあいさつした。実際に2家族がタクシーに乗車し出発した。
利用にはホームページから事前登録が必要。県内在住の18歳未満の子どもの保護者ら対象の「はぐみんカード」を提示すれば、10%割引となる。問い合わせはヨシダ交通(0532・33・7000)へ。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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