豊橋のプラットで桑原さんワークショップ

2018/08/12 00:00(公開)
参加者に身振り手振りを交えながら助言する桑原さん(右から2人目)=プラットで
 4月に豊橋市穂の国とよはし芸術劇場プラットの芸術文化アドバイザーに就任した劇作家で、演出家の桑原裕子さん(42)=東京都=による大人向けワークショップ「げきをつくる」が10日から3日間の日程で、同劇場を舞台に行われている。
 プラットで10月に上演する桑原さんの劇団KAKUTAによる音楽劇「ねこはしる」に関連したイベント。参加者は、最終日に同劇を題材にした創作劇の発表を目標とし、ワークショップで生まれたアイデアが実際の舞台で生かされる。
 東三河や県内、東京から10~60歳代の男女24人が参加。初日は舞台を作る上で欠かせない信頼関係づくりをゲームを通じて体験した。
 11日は、6~7人のグループ4組に分かれ、シアターゲームや創作カリキュラムを実践。複数人で動物の形を体で表現したり、身近なものや体自体を楽器にして「夏の夕暮れの縁側」「夏祭り」などを音だけで作り上げたりした。
 また、舞台で立ち位置を決める練習として、写真のように静止して一つのシーンを表現。「舞台を立体的に使って」「観客の視線や一番見せたいもの、表現したいことを恐れずにやり、そこを補助するように他の人は立つことを心掛けて」と桑原さんの声が飛び交った。応用編として「ねこはしる」のワンシーンも、体の動きだけで組み立てた。
(飯塚雪)
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