田原市保美町の産地市場「渥美中央青果」は、設立50周年を記念する感謝祭を場内で21日午前11時から開く。東三河の食材を使ったキッチンカーや縁日を並べ、音楽や大道芸などステージイベントで盛り上げる。
青果物卸業などを営む「前澤物産」(同市谷熊町)を中心に設立した「マル協渥美青果センター」を前身に1990年に現社名へ改称した。朝競りは「保美センター」、昼の競りは「マルナカ」の愛称で地元生産者から親しまれる。
移動販売業者らでつくる「東三河たべりん盛り上げ隊」の協力で、キッチンカー15台でマルシェを企画。田原ポークのフランクフルトや伊良湖産ブルーベリーを使ったスイーツなど地産地消グルメを販売する。親子で楽しめる縁日なども開く。
ステージイベントは辻幸平さんが司会とスペシャルライブのほか、桜丘高校和太鼓部の演奏、蒲郡市を拠点とする大道芸人の快斗さんらが盛り上げる。午後4時から締めくくり「餅投げと菓子まき」も開く。
前澤政勝社長は「農協などと並ぶ流通機能の一つを担ってきた。生産者や地域の理解で半世紀続けられた。イベントを通じて、これまでの感謝の気持ちを伝えたい。一般の来場も歓迎です」と呼び掛けた。問い合わせは同社(0531・32・3185)へ。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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