読書感想文全国2位 川口君が喜びの報告

「第64回青少年読書感想文全国コンクール」で２位にあたる毎日新聞社賞に豊橋市立磯辺小学校１年の川口創士君(７)が選ばれ、４日、同市役所で山西正泰教育長に喜びを語った。
　同コンクールは全国学校図書館協議会などが主催し、全国の小・中・高校生から総数４１４万６９４１編の応募があった。
　県の代表として選出された川口君。選んだ本「地面の下のいきもの」(福音館書店)は、アリやモグラ、カブトムシの幼虫などの生活を原寸大断面手法で表し、地面の下に暮らす生物たちの生活をち密に描いた一冊。
　川口君は、地面に空いた穴から土の下の世界への興味が沸き、本を手に取った。特に土の中に巣を作り、ヘビから雛を守るカワセミに興味を示し、図鑑や動画でもその生態を調べたという。
　年間３００冊ほど本を読む川口君は「感想文は難しかったけれど、頑張って書いた。これからもいっぱい本を読みたいです」と話し、山西教育長は「これからも本をたくさん読んで、来年も応募してください」とエールを送った。
(飯塚雪)