豊橋日独協会が総会 今年度の事業計画固まる

　豊橋日独協会（神野吾郎会長）は30日夜、豊橋市駅前大通１のホテルアークリッシュ豊橋で総会を開き、昨年に続き12月にクリスマスマーケット、夏休みにはフォルクスワーゲン（本社・ドイツ）の工場見学などを行う今年度事業計画を承認した。
　会員73人が出席。昨年、新規事業として12月24日に開催したクリスマスマーケットは、同ホテルを会場に物販や飲食のブースなどを設け、５００～６００人が来場。豊橋の冬の風物詩として定着させるべく今年も12月22日に実施する。また、２００人を超える申し込みがあったフォルクスワーゲングループジャパン豊橋本社の工場見学ツアーも、８月に小学生対象で実施。東日本大震災被災地との交流事業も継続する。
　役員人事では、２０００（平成12）年２月の会長就任以来、日本と独の架け橋を担ってきた神野信郎中部ガス名誉顧問が昨年亡くなったことから、名誉会長職を退任し、同職は空席となることなどが発表された。同協会の会員は３月末現在、法人49社、個人１８４人。
（飯塚雪）