猛暑対策で豊川中部小プールに人工芝

2019/06/20 00:01(公開)
敷かれた人工芝を歩いてプールの授業を楽しむ子どもたち=豊川市立中部小で
 猛暑対策で、豊川市立中部小学校(鈴木一哉校長)が校内のプールに人工芝を整備した。熱中症や足の火傷を防ぐための措置で、プールが開放された19日、子どもたちの笑顔が弾けた。
 敷いたのは25㍍プールの東側と、プールサイド北側の合わせて約120平方㍍。東三河で外構リフォームなどを手掛けるクレール(丸文建材、豊川市正岡町)の良質な人工芝を導入した。
 命を危険にさらすほどの猛暑となった昨年、プールのコンクリート床は強い日差しで熱を帯び、水をまいてもすぐに蒸発してしまうほど。素足で歩く子どもたちは立っていられず、足の裏に水ぶくれができる子もいた。父母からの要望もあり、学校側はPTAの協力も得て、5月に人工芝整備を決定していた。
 この日からプールの授業が始まり、夏休み期間中も7月末まで開放する予定。まだ気温はそれほど高くないが、子どもたちは「これなら熱くなさそう」「感触が気持ちいい」と話していた。
 暑さ対策だけでなく、柔らかい人工芝は転倒した際のけがの防止にも効果を発揮する。来年度はさらに、残るプールサイドの部分にも人工芝を敷く予定で、鈴木校長は「安心安全な学校生活を守るので、子どもたちには存分に楽しんでもらいたい」と話している。
(由本裕貴)
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