豊橋のアイセロなど「女性活躍」のモデル企業に

　「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」の委嘱式が２日、県庁本庁舎６階の正庁で開かれ、フィルムメーカーのアイセロ（豊橋市）ら県内35企業が委嘱された。
　同リーダーは、県が実施する女性の活躍促進についての取り組みに協力し、県と共に「女性が元気に働き続けられる愛知」の実現を目指す。
　企業の代表者一人ひとりに委嘱状を手渡した大村秀章知事は「20代前半の女性が東京圏へ転出超過となっている。皆さんには、女性を大事にするモデル企業となってもらいたい」と激励した。
　この日出席したアイセロ人事総務部人事課の山本千佳子課長は「女性社員の育児休暇取得率は１００％を保っている。今後も短時間従業員制度の継続や研究開発職と営業職の女性採用を拡大させていきたい」と意欲を見せた。
　今後、同リーダー企業らは、女子学生の企業見学の受け入れや女性社員の県パンフレットへの掲載などの活動を行う。
（木村裕貴）