東三河モーニング街道スタンプラリー始まる

　喫茶店サービス「モーニング」を提供している店舗などでつくる東三河モーニング街道研究会（中村誠孝会長）は27日から、東三河５市の加盟店36店舗で９回目を迎えるスタンプラリーを始める。夏休み中のスタートに、同研究会は「家族で巡ってほしい」と多くの参加を呼び掛けている。
　来年２月29日まで実施。モーニング利用で店ごとにスタンプ１個を押し、スタンプの数に応じてコーヒー券をプレゼントする。今回も全店制覇賞をはじめ、30店、20店の達成賞、５市の加盟店２店ずつ巡る東三河賞を用意する。全店制覇には、コーヒー券４枚と認定書を贈る。
　店舗とモーニングを紹介したパンフレットを作製し、加盟店のほか、豊橋、新城、田原各市の道の駅や、豊橋駅の「とよはし情報プラザ」などで配布する。加盟店の情報は、研究会ホームページでも分かり「モーニング街道」で検索する。
　前回のスタンプラリーは40店舗で行われ、各賞達成者は豊橋、豊川、新城各市、静岡県内などの計２３８人。このうち59人が全店制覇で、一番早い人は約２カ月で回ったという。
　巡った人たちからは「楽しい会話が生まれる」「外出する動機にもなっている」などの声が寄せられている。店側にとっては、モーニングの知名度アップになり、パンフレットが店舗のＰＲにも役立っているという。
　研究会の中村会長は「せっかくの夏休み。家族そろって出掛けてもらえればと思う。全店制覇を目指して」と話す。全店制覇一番乗りには記念品のプレゼントも予定している。
（中村晋也）