道の駅「とよはし」でE-バイク貸し出し開始

2019/08/05 00:01(公開)
貸し出しが始まったE-バイク=道の駅とよはしで
貸し出しが始まったE-バイク=道の駅とよはしで
 豊橋市は4日、サイクリングをする人たちの拠点を目指している道の駅「とよはし」(東七根町)で、スポーツ仕様の電動アシスト自転車「E-バイク」3台の貸し出しを始めた。道の駅には、若手職員が作った手描きのサイクリングマップも用意。小回りが利くE-バイクに乗り、豊橋の新たな魅力を肌で感じてもらう。
 道の駅「とよはし」は今年、東七根町の国道23号豊橋東バイパス七根インターチェンジ北側に誕生。伊良湖岬などがある渥美半島の東の入り口に位置し、南は豊橋、田原両市が誇る雄大な太平洋の表浜海岸、東は浜名湖に近い。
 風光明媚(めいび)な風景や観光地にアクセスしやすい場所で、立地のよさから、市は「自転車に乗る人たちには都合のいい場所。拠点にしてもらいたい」と期待を込めて話す。道の駅や周辺の公共・観光施設には、休憩や簡単なメンテナンスができるサイクルピットも整備した。
 サイクリストだけでなく、登り坂や発進時にはアシスト機能が働き、初心者や、足、体力に自信がない人でも乗れるE-バイクを導入し、レンタル事業を開始。アップダウンのある道も軽快に走行しながら、豊橋の魅力を知ってもらう。
 貸し出しは土・日曜、祝日の午前10時~午後5時。料金は1時間以内1000円、4時間以内2500円、1日5000円。 
 レンタル開始に合わせ、道の駅を拠点に表浜や周辺を巡るサイクリングコース(2種類)を市観光振興課の若手職員が提案。見た目もいい「インスタ映え」する飲食物を提供している店舗を厳選して紹介し、食べ物などは手描きのイラストを載せた。
 貸し出しに先がけ3日には、試乗会や提案したコースを巡る体験ツアーを実施した。市の観光PRポスターにもなった西七根町の表浜海岸や、豊橋総合動植物公園方面などに女性らが出掛けた。案内した職員は「道の駅を出て、カフェに立ち寄り、午前中で行って帰ってこられた。上り坂も、アシスト機能、ギアの切り替えで立ちこぎしないで済みました」とE-バイクの実力を話した。
 E-バイクは盆期間も希望があれば貸す。利用条件は、身長150㌢以上で18歳以上、18歳未満は保護者、または18歳以上の同伴者が必要。予約は、利用日の5日前までに道の駅「とよはし」ホームページで受け付ける。
(中村晋也)
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