新城市若者議会第5期委員 市長に3事業と予算案を答申

2019/11/14 00:01(公開)
穂積市長に答申する山本議長=新城市議会議場で
 新城市若者議会の第5期委員が12日夜、来年度に取り組む3事業と347万9000円の予算案を穂積亮次市長に答申した。高校生に市内の企業情報を伝えたり、市内にある鉱物「オパール」を活用したイベント展開、新城の魅力を発信する仕組みづくりを提案。市は来年の市議会3月定例会に2020年度当初予算案の一部として提案する。
 答申した事業は、「高校生に市の企業情報を若者目線で届ける」として301万5000円を算出。専用ホームページや冊子づくり、企業向けアンケートの実施を行う。オパールを活用した体験イベントでは33万3000円を計上。市内に埋もれている鉱物「オパール」の活用して若い女性やカップル向けに年2回イベントを行って新城のファンをつくる。
 また、魅力の情報発信には13万1000円を盛り込んだ。鳳来寺山やアユつかみ、そばづくり体験、自動車ラリーや軽トラ市、長篠の戦いなど自然やスポーツ、歴史を伝えるパンフレットを市内外のイベントで手渡しする仕組みを考えた。
 穂積市長は「5期委員はこれまで以上に課題を見つけて提案してくれた。SNSでの発信が主となっている若者たちが手渡しで伝えようとするのは驚いた」と話した。
 同市は若者が活躍できるまちを目指そうと2015(平成27)4月1日に「新城市若者条例・同市若者議会条例」を施行。15歳から29歳までの人に委員を委嘱。毎年委員を替えて若者のための政策提言を行っている。
(安藤聡)
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