設楽ダム工事関係者の受け入れ体制を整備

2019/12/02 00:01(公開)
ビジネスプランのチラシを手にする観光協会スタッフら=設楽町役場で
 設楽ダムの建設工事が本格化するのを見据え、設楽町内では工事関係者をターゲットにした受け入れ体制を整備した。観光協会では宿泊施設、商工会では弁当販売をそれぞれチラシをつくって紹介している。宿泊施設ではすでに平日に連泊する業者も見られるという。
 同ダム事業は2017(平成29)年度に関連する転流工工事が行われ、今後、26年の完成目指して本体工事が本格化する。工事には元請け業者60社と下請け業者120社が関わるとされる。
 町内には現場事務所を構える工事業者が増え、今後は県外から町内に入って業務に取り組んでいくことが予想されるという。
 同町観光協会は町内の宿泊施設6施設と連携し、受け入れ体制を整備。これまでレジャー用宿泊客向けにはインターネットホームページで案内してきたが、地元に出入りする業者向けにはなかったため、6施設の宿泊料金とサービス内容を書き入れたチラシをつくった。
 チラシには客室にどんな設備があるのかだけでなく洗濯物対応、Wi-Fiなど通信環境、昼食向けに弁当を手配できるのかなどの情報を入れた。
 チラシに掲載される宿泊施設の中ではすでに夏場からボーリング業者が平日に連日宿泊しており、稼働状況も良好という。
 一方、近隣市町村から町内へ出入りする工事関係者向けにも同町商工会は昼食向けの弁当を紹介するチラシをつくった。町内にはコンビニエンスストアは清崎地区の1軒しかなく、飲食店で対応してもらおうと連携した。
 同観光協会は「町内での消費活動をしてもらい、経済活性化につながれば」と話している。
(安藤聡)
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