小坂井地域交流会館の愛称 豊川市が15日から募集

2020/03/07 00:00(公開)
小坂井地区交流会館の完成イメージ(市提供)
 豊川市は、建設中の小坂井地域交流会館(仮称)の愛称を15日から募集する。公共施設の再編計画で誕生する市民憩いの施設で、親しみやすいニックネームが期待される。参考までに小坂井にまつわるキーワードを紹介する。さあ、大人も休校中の子どもたちも考えよう。

 応募は誰でも可能で、一人1点まで。条件は応募者の自作による未発表の作品で、第三者の著作権、商標権などの知的財産権を侵害しないこと。審査で優秀賞3作品を選び、この中から最優秀賞1点を愛称に採用する。優秀賞3人には5000円分の図書カードが贈られる。15日から4月30日まで、市財産管理課や各支所、小坂井生涯学習会館、小坂井B&G海洋センター、小坂井文化会館にある申し込み書に記入して応募する。ホームページからダウンロードもできる。
 旧小坂井支所の約8765平方㍍の敷地に建設中の施設は2階建てで、支所、生涯学習・コミュニティ、児童館、図書館の各機能を集約。2021(令和3)年3月末に完成予定で、同年夏前の共用開始を見込む。地元住民らの意見や要望を積極的に取り入れた場となり、愛称にも「住民から愛され、親しまれる名前がほしい」という声が上がっていた。
 小坂井の歴史や名物にまつわるキーワードは次の通り。愛称を考えるヒントにしてほしい。
 【ウサギ、風】毎年4月には菟足(うたり)神社祭礼「風(かざ)まつり」を開催。神社には巨大なウサギのオブジェがあり、地区伝統の玩具「風車」も売られる。
 【葵、伊奈、徳川家】伊奈城址公園・花ヶ池公園は徳川家の家紋「葵の紋」の発祥の地とされている。毎年秋には「葵まつり」が開かれ、交流会館の開館後もここが会場となる見通し。 
 【肉、ケチャップ】おいしい肉・ホルモン屋があるほか、カゴメ小坂井工場では全国に流通するトマトケチャップのすべてを製造している。
 【モクセイ】旧町時代から町の花に指定。地区内には古民家カフェ「もくせいの花」がある。
(由本裕貴)
内観イメージ。吹き抜けの部分もある(同)
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