豊橋羽根井小と福島第三小児童が交流

2020/06/18 00:00(公開)
豊橋のPRをする羽根井小学校児童
豊橋のPRをする羽根井小学校児童
 豊橋市立羽根井小学校と福島市立福島第三小学校の児童が17日、交流を始めた。NHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルとなった福島出身の作曲家、古関裕而さん(1909~89年)と、豊橋市出身で妻の金子(きんこ)さん(1912~80年)のつながりで機会が設けられた。児童たちは自分たちが住むまちをPRしあった。
 羽根井小に今月上旬に福島第三小から手紙が届いたのがきっかけだった。6年生が総合学習として交流して取り組むことにした。
 午前9時前、羽根井小6年生は体育館に集まってパソコン通信でスクリーンに映し出された福島第三小児童たちの姿に見入った。福島の児童たちは古関さんが作曲した「栄冠は君に輝く」を演奏、「近くには古関裕而記念館があります。東日本大震災で原発事故の印象がある福島で元気に暮らしていることを伝えたい」と語った。
 羽根井小児童たちは「豊橋には手筒花火があり、(チョコレート菓子の)ブラックサンダーや、ヤマサちくわがあります。路面電車も走っています」とPR。「震災のことはあまり知らないため、教えてください。一緒に生きる未来のことを考えていきたい」と話した。
 次回は7月に開かれる。
(安藤聡)
羽根井小児童に向けて演奏する福島第三小児童
羽根井小児童に向けて演奏する福島第三小児童
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