ウマい話にご用心! 豊橋「さくらピア」で講座

　豊橋市東新町の市障害者福祉会館「さくらピア」で、今年度２回目の生涯学習事業「さくらカフェ」が開かれた。
　２０１２年度から障害者や家族、介護者、近隣住民らを対象に始めた自主事業。植栽や健康、スポーツなど、毎回趣向を凝らした講義や体験、市内の福祉施設が手掛けたスイーツの試食などを楽しんでいる。
　今回は東三河広域連合消費生活課職員を講師に、「ウマい話にご用心！」と題して特殊詐欺に関する話を男女15人が聞いた。新型コロナウイルスに便乗した詐欺、架空請求や振り込め詐欺のほか、悪質商法やインターネットトラブルに遭わないためにはどうしたらよいか、実例を聞きながら対処法を学んだ。
　参加者からは「インターネットでうまい話が多いので聞きに来た」「これから気を付けることができる。ためになった」などの声が聞かれた。
　そんなさくらピアでは現在、ホール内に笹飾りを設置している。本来、この時期は近隣住民や地域の小学生らの協力で、館内に涼感誘う風鈴をたくさん飾り付ける「風鈴まつり」を開いているが、今回はコロナの影響で中止になった。代わりに地域の住民と一緒に笹や短冊を飾り付け、七夕の雰囲気を演出している。
【田中博子】