豊川市の穂ノ原住宅町内会は26日、「住宅に住む子どもたちに三蔵子小学校への就学指定校変更を柔軟に認めることを求める要望書」を竹本幸夫市長に渡した。
住宅は同市穂ノ原1にある。現状は1・6㌔の金屋小学校に通うことになっているが、1㌔で行ける場所に三蔵子小学校があることから、どちらか好きな学校を選べるよう求めた。
今は住宅から金屋小に5人の児童が通っているが、うち4人は外国籍児童で家族が送り迎えをしており、通学団は実質1人だけ。通学路は自転車の通行が多く危険もあることから、母が送迎をしている現状という。この女性はシングルマザーで負担が大きく、何度も三蔵子小学校への転校を求めたが実現しなかった。そこで町内会として市長へ要望書を提出することにした。
市役所に町内会長の中川智代さん(44)、前町内会長の丹羽るみさん(42)と、倉橋英樹、八木月子の両市議が訪れた。中川さんは「これから小学校へ通うことになる子どもが住宅にいますが、三蔵子小学校へ通うことができれば、親の送迎の負担が減るだけでなく、子どもたちも友だちと遊びやすくなる。ぜひ実現を」と求めた。
市側は竹本市長、桑野研吾副市長、高橋純司教育部長が同席した。竹本市長は「教育委員会へ検討するよう指示します」と答えた。高橋教育部長は「個別に対応していきたい」とした。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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