新たなコロナ感染者 県内39人、豊橋はゼロ

　県は27日、この日新たに判明した新型コロナウイルス陽性患者は39人だったと発表した。今月13日の１０９人以来、14日連続で１００人を下回っている。地域別では県所管が15人、名古屋市が17人、岡崎市が３人、豊田市が４人で、豊橋市はゼロだった。
　一方、26日発表の50人のうち、東三河では豊川市の90代女性、蒲郡市の20代女性が陽性と判定された。名古屋市は17人。年代別では40代が10人、50代が９人、20代が７人、30代と70代が各６人。
　７月１日から８月26日までの累計患者は３８０４人。30代以下は58・２％となった。重症、中等症の割合は10・５％となった。

県が自宅療養患者に食事を宅配

　また県は27日、自宅療養している軽症や無症状の患者のうち希望者に、食事を宅配するサービスを始めると発表した。外出せずに療養に専念できるようにする。
　９月１日に始める。冷凍弁当と飲み物を１食分として、１日３食を自宅に毎日届ける。
　保健所設置市（名古屋、豊橋、岡崎、豊田の各市）は、それぞれ市が直接実施するが、県が補助する。県は予算措置として、事業費18億円余を先決処分した。
（後藤康之）