新たなコロナ感染者 県内40人、豊橋は1人

　県は18日、この日新たに40人の新型コロナウイルス陽性患者が確認されたと発表した。21日連続で50人を下回っているが、２日連続して上昇した。県は県内を「警戒」レベルにしており、引き続き感染拡大防止に努めるよう呼びかけている。
　地域別内訳は県所管が６人、名古屋市が31人、豊橋市が１人、岡崎市が２人。名古屋市は前日から倍増した。
　豊橋市の患者は20代男性で、味覚や嗅覚の障害があるという。17日にＰＣＲ検査センターで検体を採取し、18日に陽性と判定された。
　一方、17日に陽性となった36人の地域別内訳は名古屋市が14人。東三河は豊橋の４人と、蒲郡市の10歳未満男児の計５人。蒲郡市は公立保育園児の感染を同日に発表している。年齢別内訳は20代が９人、40代が６人、50代が５人など。
　７月１日から９月17日までの感染者総数は４４８０人となった。30代以下は55・６％、感染経路不明者は52・５％。この期間の重症、中等症の患者が占める割合は11・９％。９月の17日間のそれは19・３％。
　17日時点での入院は１６１人、入院調整中は６人、自宅療養は１２０人、軽症か無症状の患者向けの施設入所は45人。
【山田一晶】