新たなコロナ感染者 豊橋の70代男性

　県は１日、この日新たに21人の新型コロナウイルス患者を確認したと発表した。晩秋から冬にかけての再流行と、インフルエンザの感染が懸念されており、警戒が必要だ。
　地域別内訳は県所管が８人、名古屋市が11人、豊橋市、岡崎市が各１人。豊橋市では70代男性の感染が確認された。９月24日以来の市内76人目。同19日頃から、せきや、のどの痛みがあり、26日から発熱があったという。30日に入院した。
　一方、９月30日に陽性と判定された26人の地域別内訳は名古屋市が15人で東三河はゼロだった。９月１カ月間の患者総数は８２８人になった。８月は２７３９人だったので３分の１まで減ったことになる。
　７月１日から９月30日の患者の総数は４８４４人だった。30代以下は55・０％、感染経路不明者は51・４％。この期間の重症、中等症の患者の割合は11・９％。９月１カ月間のその割合は16％になっている。死者は２人増えて86人となった。
　30日現在の入院は１５０人、入院調整中が５人、自宅療養は１３１人、軽症か無症状の患者向け施設入所は41人。
【山田一晶】